(台北中央社)台湾の電子商取引(EC)大手、博客来の電子書籍総合ランキングで、27日に死去が報じられた作家、東野圭吾さんの作品が一時、上位10作品中5作品を占めた。27日の中国語書籍の売り上げは前日の50倍となり、電子書籍も16.5倍を記録した。同社は、幅広い世代の読者が東野さんの作品を新たに手に取ったり、改めて触れたりしていることの表れだとしている。
28日午前11時時点の電子書籍リアルタイムランキングで、トップ100位以内に東野作品が26作品入った。トップ10では「白夜行」が3位になった他、「容疑者Xの献身」(4位)、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(7位)、「悪意」(8位)、「架空犯」(10位)と続いた。
また、27日の書籍ランキングでは「白夜行」が1位に輝いた。
博客来は、東野さんの従来の主な読者層は40~49歳であるものの、27~28日の売り上げデータでは36~39歳の割合が顕著に増加し、23~29歳の読者も増加したと明かした。
東野作品は台湾でも非常に高い人気を誇る。各書店の年間ベストセラーの常連だった他、書店大手、誠品書店が2019年に発表した統計では、同書店での累計販売冊数が最も多い作家として東野さんの名が挙げられていた。2023年度には台湾各地の公共図書館の貸し出しランキングで「白鳥とコウモリ」が文学部門で首位に輝いた。