(台北中央社)中央気象署(気象庁)は5日、台風13号について、最も台湾に近づくのは8日から10日にかけてだとし、8、9両日は中部以北や離島・馬祖では激しい雨に注意が必要だと呼びかけた。
気象署によると、中度台風(台湾基準)台風13号は5日午後2時現在、台湾の東約1570キロを時速17キロで西北西に進んだ。中心気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は43メートル。中心から半径320キロ以内は風速13.9メートル以上の強風域、半径150キロ以内は風速24.5メートル以上となっている。
気象署の劉宇其予報官は5日午前の記者会見で、台風は7日から8日にかけて沖縄付近を通過した後、速度と勢力を落としながら進路を北寄りへ変える見通しだとし、早ければ7日午後にも海上台風警報を発表する可能性があると述べた。
陸上台風警報の発表については、進路が北寄りに変わるタイミングや角度、強風域が陸上に及ぶかどうかを見極めて判断すると語った。
降雨については、6日から次第に雨が降りやすい状態となり、8日と9日に最も顕著となると説明。北部の山間部では「豪雨」(24時間雨量が200ミリ以上または3時間雨量が100ミリ)となる可能性があるほか、中部以北と馬祖では「大雨」(24時間雨量が80ミリ以上または1時間雨量が40ミリ)に警戒が必要だとした。10日も引き続き雨が降りやすい状態が続くと話した。
また、5日未明にフィリピン・ルソン島の西の海上で発生した台風14号について、今後は東へ進んでルソン島を通過した後、勢力を弱めて熱帯低気圧になる見通しだと言及。同日午前にグアムの東の海上で発生した熱帯低気圧は、今後は台風に発達する可能性があるものの、進路は北寄りとなる見込みで、台湾への影響はないとの見通しを示した。