(高雄中央社)南部・高雄市で30日、「台湾オペラセンター」の看板除幕式が行われた。歌仔戯(台湾オペラ)の新作演目の創作や関連の研修、講座、展示、練習などに活用されている同センターについて李遠(りえん)文化部長(文化相)は、歌仔戯の伝承を担うだけでなく、現地の歴史や芸術文化の発展を集約する中心的な拠点になってほしいと語った。
同センターは、文化部所管の伝統芸術センターが2年余りかけて整備した。この日は、財団法人台湾歌仔戯推進基金会が主催する児童歌仔戯の成果発表会や有名俳優の公演も合わせて行われた。
李部長は、台湾は非常に包容力のある海の島で、これまでさまざまな文明の洗礼を受け入れてきたが、それらは台湾に根を下ろし、変化を経て、台湾の風土を帯びた文化になったと指摘。多くの伝統芸能は長い時間と歴史的変化を経ても、人々の努力によって受け継がれ、発展してきたとし、しなやかで強靭(きょうじん)な島でもあることを示していると語った。
また、文化部は台湾文化政策を担う主務機関として、台湾で根を下ろしたまたは台湾固有の戯劇を着実に支援していくと強調。この土地にあるさまざまな芸術パフォーマンスや劇団全てを支えていきたいとし、引き続き予算確保に努め、各団体が十分な資源を利用できるようにしたいと述べた。
台湾オペラセンターは2024年にプレオープンした。同年には320回、25年には528回のイベントが行われ、参加者数も約10万人から13万人以上に増加した。また2年間で102団体が188公演を行い、23の新作演目が初演された。