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中国の軍用機延べ59機 台湾海峡周辺で活動 監視中の映像も公開

2025/03/18 13:03
中国の軍用機の動きを示す略図=国防部提供
中国の軍用機の動きを示す略図=国防部提供

(台北中央社)国防部(国防省)は18日、同日午前6時までの24時間に、中国の軍用機延べ59機と軍艦9隻が台湾海峡周辺で活動しているのを確認したと発表した。軍用機のうち延べ43機は台湾海峡の暗黙のライン「中間線」を越え、台湾の北部や中部、南西、東部の空域に進入した。国軍が監視中に撮影した中国軍艦の映像や無人機の写真も公開した。

中国の気球2機が台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入したことも発表した。1機は17日午前11時45分、北部・基隆の南西76カイリ(約140キロ)、高度1万8000フィート(約5.5キロ)地点を、別の1機は同日午後5時3分、基隆の北西81カイリ(約150キロ)、高度4万1000フィート(約12.5キロ)地点で確認。いずれも東に向けて飛行し、1機は午後2時5分、別の1機は同6時15分に太平洋上空で姿を消したとしている。

国防部は国軍が軍用機や軍艦、沿岸部に配備したミサイルシステムで厳密に監視し対処したと強調した。

(呉書緯/編集:齊藤啓介)

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