コラム

ハーブ由来の独特な香りが漂う炭酸飲料「黒松沙士」は、一部では“台湾のコーラ”と呼ばれるほど、台湾人の生活に根差した飲み物だ。製造・販売する黒松は今年、創業から100年の節目を迎えた。中央社の取材に応じた同社の張斌堂董事長（会長）は、次の100年を見据えて「三つの戦略」を立てたと語る。

台湾高速鉄道(高鉄)は地球環境について考える日「アースデイ」に当たる22日、北部・桃園、中部・台中、南部・左営の3駅で台湾各地に伝わる在来品種の苗木を計3600本贈る。苗木が育った場合のCO2吸収量は150トンになると見込まれる。

北部の海岸の潮間帯などに猛毒を持つクラゲの「カツオノエボシ」が漂着していることが確認されている。生きていても死骸であっても毒は残るため、好奇心で触らないよう呼びかけられている。

中部・南投県で来月から10月にかけて、夜空を楽しむ「南投星空フェスティバル」が開催される。県内の4カ所で4回のイベントを開き、音楽会や観測会などを実施する。

南部・台南市の農業部（農業省）台南区農業改良場は紫色のアスパラガスの新品種「台南5号」を開発した。紫アスパラの品種が台湾で育成されるのは初めて。南部ではほぼ1年中ハウス栽培できるという。

わいせつ行為を行ったとして会員制施設の女性従業員から訴えられ、後に証拠不十分で不起訴処分となった俳優のマイク・ハー（賀軍翔）が16日、半年ぶりに商業イベントに出席した。この半年は家族に寄り添って日々を過ごしていたと明かし、経済状況については「役者は基本的に仕事がない時はいつも貯蓄を取り崩して生活しているんだ」と笑った。

TVアニメ「鬼滅の刃」の音楽を生演奏するコンサートが6月に台北市と南部・台南市で開かれる。第1シーズン「竈門炭治郎 立志編」を軸に、オープニング主題歌の「紅蓮華」や挿入歌「竈門炭治郎のうた」など耳なじみのある楽曲を奏で、感動を呼び覚ます。

チャイナエアライングループ（中華航空）のマンダリン（華信）航空は15日、高雄（南部・高雄市）―南竿（離島・連江県）間を結ぶ定期便を6月6日から運航すると発表した。週1往復の運航。すでにインターネット上で予約を受け付けている。

東京・代々木公園野外音楽堂広場で7月25、26、27日の3日間、台湾の魅力を発信するイベント「台湾フェスタ2025」が開催される。台湾グルメが販売される他、台湾の音楽や文化を紹介する日本での台湾イベントとしては最大級を誇るという。

生成AI（人工知能）を利用した、いわゆる「ジブリ風画像」の流行が物議を醸す中、台湾の漫画家、陳漢玲さんは、新しい技術は便利だが、手描きの実感に取って代わるのは難しいだろうと話す。