中部・苗栗県南庄郷東河村は13日現在、台風9号の影響で起きた土砂災害により、孤立状態となっている。現地では、住民が崖で隔てられた対岸に向けて弓矢を放ってロープを渡し、籠に入れた物資を他の集落の住民に輸送した。
中央社の取材に応じた楊文昌県議会議員によると、鹿場集落には商店があり物資が比較的整っているため、鹿山集落や鹿湖集落に物資を融通した。道路復旧のめどは立っていないものの、電気や通信は通常通り使用できているという。
鹿場集落の住民は、ロープを投てきする索発射銃がなく、30メートル先にロープを渡す手段は弓矢しかなかったと説明。対岸の集落から連絡があれば、いつでも物資を送ると話した。
これらの集落はいずれも主に台湾原住民(先住民)族タイヤル族が暮らしている。

