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東京で台日が重要鉱物交流会 李駐日代表、強靱な供給網の構築訴え/台湾

2026/07/10 17:05
日台重要鉱物技術交流会に出席した李逸洋駐日代表(左から7人目)、台湾日本関係協会の謝長廷会長(左から8人目)=7月8日、東京(李氏のフェイスブックから)
日台重要鉱物技術交流会に出席した李逸洋駐日代表(左から7人目)、台湾日本関係協会の謝長廷会長(左から8人目)=7月8日、東京(李氏のフェイスブックから)

(東京中央社)台北駐日経済文化代表処の李逸洋(りいつよう)代表(大使に相当)は8日、東京都内で開かれた日台重要鉱物技術交流会に出席し、中国が重要鉱物の輸出規制を外交的・経済的な圧力手段として用いる中、台湾と日本は協力してより強靱(きょうじん)なサプライチェーン(供給網)を構築すべきだと語った。

交流会は、日本でバッテリー材料の製錬や廃棄電池のリサイクルを手がけるJBCTと台湾のバットサイクル(盛特材料)が共同で開催。台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会の謝長廷(しゃちょうてい)会長を含む100人超の産官学関係者が出席した。

李代表はフェイスブックで、あいさつでは重要鉱物は今や産業だけでなく、国家安全保障や経済競争力にも関わるとの認識を示したと説明。中国が世界の供給量の約8割を占めるレアメタル(希少金属)の一種、タングステンを巡り、中国が日本への輸出規制を強化したことで、日本経済に大きな影響が及んでいることを例に挙げた。

その上で、台日は香川県にリチウムイオン電池のリサイクル工場を共同で設置することを決めたとし、大きな意義があると強調。台湾と日本が特定国への過度な依存から脱却し、循環経済や経済安全保障、産業レジリエンスの戦略的サプライチェーンに関する取り組みを共同で推進できることを意味するとした。

また今後の台日協力はリチウム電池のリサイクルだけでなく、対象を全ての重要鉱物やより多くの理念の近い国に広げ、強靱かつ持続可能なインド太平洋地域の産業サプライチェーンを構築したいと語ったとしている。

(戴雅真/編集:齊藤啓介)

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