(ロンドン中央社)6日に収穫された南部・屏東産の「アップルマンゴー」(愛文マンゴー)と呼ばれるアーウィン種のマンゴー700キログラムと同・嘉義産の台農16号パイナップル100キログラムが英ロンドンに空輸され、8日以降、続々と購入者の元に届けられている。10日からは現地の台湾系スーパーでの陳列販売も始まった。駐英国代表処(大使館に相当)も台湾の高品質な農産品のPRに努めている。
マンゴーとパイナップルは、現地企業「メード・イン・タイワン」が輸入した。関係者によれば、7日に貨物機で英国に到着し、8日から予約購入者の元などへ配送されている。
スーパーでは、マンゴーが1個16.88ポンド(約3600円)、パイナップルは1個29.8ポンド(約6400円)で販売された他、マンゴー味やパイナップル味の台湾ビールも並べられた。
自ら商品をアピールした姚金祥(ようきんしょう)駐英代表(大使に相当)は、ロンドン以外にもすでに台湾の農産品を輸入している、あるいは輸入に興味を示している業者があると語った。
また台湾と英国は2023年11月に「貿易強化パートナーシップ」(ETP)協定、24年には有機農産品相互承認了解覚書、25年にはETPの付属協定としてデジタル貿易協定をそれぞれ締結したことに言及。こうした制度面での取り組みが台湾の高品質な農産品の英国市場開拓に寄与していると話した。
同スーパーによると、代表処は台湾産マンゴーのおいしさを理解してもらうため、国会議員や政府関係者などに贈ったという。
メード・イン・タイワンの担当者は、レストランやスイーツ店など販路の開拓を続けているとし、反応は良好だと語った。