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台風9号、全土で87人けが バイク運転中の転倒相次ぐ/台湾

2026/07/11 17:41
倒木の下敷きになったバイク運転の女性=7月11日、雲林県(同県消防提供)
倒木の下敷きになったバイク運転の女性=7月11日、雲林県(同県消防提供)

(台北中央社)台湾に接近している中度台風(台湾基準)台風9号の影響で、午後2時までにバイク運転中に転倒したり、台風に備えた作業中に高所から転落したりして、全土で87人がけがをしたことが、中央災害対策センターが11日午後に開いた報告会議で分かった。

県市別では南部・高雄市の26人が最多で、中部・台中市と同・雲林県が12人だった。

午後2時までに報告された全土の被害は1456件。台中市、南部・台南市、台北市などで、倒木やインフラ関連の被害が目立った。

北部・新北市や台中市など全土14カ所で浸水被害が出たものの、すでに水は引いているとした。また全土17万7485戸で停電したが、順次復旧作業を進めており、11日午後11時には完全復旧できる見通し。

避難した人は午後2時までに全土で1万4476人。県市別の最多は東部・花蓮県の5180人。同県万里渓上流にできたせき止め湖から水があふれた際に影響が出る恐れのある下流の地域では、対象となった195人全員が避難を終えているとした。

避難所は13県市で計96カ所開設され、1652人が身を寄せたとしている。

交通網への影響については、台湾鉄路(台鉄)が北部などで全列車の運転を見合わせた他、別の地域でも列車本数を減らした。台湾高速鉄道(高鉄)も全線で列車本数を減らして運行した。台北メトロ(MRT)は、文湖線や高架区間で運転を見合わせた。空の便では国際線920便、国内線282便が欠航になったり、欠航を決めたりした。

(劉建邦/編集:齊藤啓介)

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