(台北中央社)衛生福利部(保健省)食品薬物管理署は9日、日本から輸入した生のモクズガニ2ロットが水際検査で不合格になったと発表した。いずれもダイオキシンが基準値を超えて検出された。これを受け、日本からのモクズガニに対する水際検査が強化されている。
台湾での「魚、その他水産動物の肉、その加工製品」に対するダイオキシンの基準値は、湿重量1グラム当たり3.5ピコグラム(ピコは1兆分の1)、ダイオキシンとダイオキシン様ポリ塩化ビフェニール(PCB)の合計値の基準値は同1グラム当たり6.5ピコグラムとされている。
不合格品から検出されたダイオキシンは1ロットが4.5ピコグラム、別の1ロットが8.0ピコグラム。後者はダイオキシンとダイオキシン様PCBの合計値が10.1ピコグラムに達した。
同署北区管理センターの劉芳銘主任は、日本のモクズガニが過去に検査で不合格になった記録はないと説明。4日から日本のモクズガニに対する検査の抜き取り率をこれまでの「2~10%」から100%に引き上げていると明らかにした。措置は来年6月3日まで続けるという。
この日は他に、中国から輸入されたカボチャやフランスからのチーズなどの不合格も発表された。いずれも全量が積み戻しまたは廃棄処分となる。