(東京中央社)台日合作のテレビ人形劇「Thunderbolt Fantasy(サンダーボルトファンタジー)東離剣遊紀」のプロジェクト10周年を記念した台湾の伝統人形劇「布袋戯」(ポテヒ)の展覧会が25日、東京・有楽町マルイで始まった。24日には記者会見が開かれ、シリーズの主題歌やキャラクター「浪巫謡」の声優を担当する歌手の西川貴教さんが同シリーズの魅力を語った。
同シリーズは、台湾で布袋戯のテレビシリーズを手がける「霹靂国際多媒体」と原案、脚本、総監修を務める虚淵玄さんの合作で誕生。これまでにテレビシリーズ4期、映画3本が制作された。展覧会では、実際の撮影で使用された50体を超える人形や、衣装、武器、セットなどが展示されており、精巧な彫刻や装飾、撮影時に付いた傷痕などが間近で観察できる。
西川さんは当初、楽曲で視聴者の高揚感を広げる役割だと思っていたが、霹靂側の厚意で自身を模した人形が制作され、作品にも登場できたと振り返り、うれしいことだと笑った。
また過去に台湾中部のスタジオを見学した際、人形を「投げつける、爆破する、水を浴びせて、血のりを付けてと、本当に乱暴に扱う」ことに驚いたとしつつも、「作品のために(人形が)俳優として命をかけて活躍してくれている」と語り、日本のアニメーションなどとは違う表現方法で制作されていると強調。展示されている人形について、「間近に見て、追体験できる」と語った。
さらに、展覧会を通して制作陣の作品への愛情、新たな表現方法、技術を感じられるとアピール。また台湾で独特の文化が育んだ歴史を受け止め、地域や国をまたいで新しいことを生み出す力に変えていく機会になればと話した。


