(台北中央社)衛生福利部(保健省)食品薬物管理署は12日、台湾への輸入品10ロットが水際検査で不合格になったと発表した。不合格品には日本から輸入した生のブルーベリーやプラスチック製茶たく(コースター)が含まれている。全量が積み戻しまたは廃棄処分される。
同署によると、ブルーベリーは台北市の業者が輸入したもので、残留農薬の検査を行ったところ「フロニカミド」0.08ppm、「ノバルロン」0.1ppmがそれぞれ検出された。いずれも殺虫剤で、ブルーベリーに対する台湾での基準値はフロニカミドが0.01ppm、ノバルロンは検出されてはならないと定められている。
プラスチック製茶たくは、すし店を営む台北市の業者が輸入した。プラスチック製の食器や食品容器を対象にした溶出試験で、基準値を超える過マンガン酸カリウムが検出された。基準値は10ppm、検出値は13ppmだった。
同署北区管理センターの劉芳銘主任は、溶出試験での不合格は、酸性の強い食品などと接触した際に有害物質が溶け出す可能性があり、食品容器としての使用に適さないことを意味すると説明。今後、この業者が輸入した製品に対する水際検査の抜き取り比率を20~50%に引き上げると話した。
この他、チリから輸入した冷凍ウニや中国からのゴム手袋、韓国からの乳幼児向け煎餅なども不合格となった。