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国産コルベット艦「丹江」就役 頼総統「国の安全守る決意示す」/台湾

2026/07/24 18:46
就役した国産コルベット艦「丹江」と写真に納まる頼清徳総統(左から7人目)=7月24日、高雄市
就役した国産コルベット艦「丹江」と写真に納まる頼清徳総統(左から7人目)=7月24日、高雄市

(高雄中央社)台湾が自主建造した沱江(だこう)級コルベット艦の量産型第2陣1番艦の「丹江」が24日、就役した。南部・高雄市で開かれた記念式典に出席した頼清徳(らいせいとく)総統は、国産艦建造の目標を着実に実現していることに加え、海域と国家の安全を守る海軍の決意を示すものだと語った。

沱江級コルベット艦は対空・対艦攻撃能力を備え、「空母キラー」の異名を持つ。試作艦は2015年に、量産型第1陣6隻もその後順次就役している。頼総統は、今年末までには沱江級12隻全てが就役するとし、海洋と国家の安全を守る重要な任務を担うとの認識を示した。

また、丹江就役の意義は、必要な軍備を国内で開発する「自主国防」が着実に進められていることを含む、研究開発、設計、システム統合、維持・改修が高度化されたことにあると強調。これに加えて、中国による軍事的脅威や武力攻撃とは判断しにくいグレーゾーン作戦での威圧に直面する中でも、海軍は一致団結して、海域と国家の安全を守る決意を示すとした他、台湾の国家安全保障政策は実力で抑止力を発揮して、平和の目標達成を証明すると述べた。

その上で、平和は和平協定を結べば実現するものでも、侵略者の善意に期待して得られるものでもないとし、政府は実力によって平和を確保し、軍備を整え、戦争に備える必要があると主張した。

さらに、防衛力の向上、海外からの装備調達、国際協力の強化は重要だとしながらも、自主国防はより重要だと力説。立法院(国会)に対し、国防部(国防省)が提出した特別予算案への支持を呼びかけ、特別予算とすることで長年にわたり安定した防衛力の整備が推進できるとの認識を示した。

海軍によると、丹江は機動性、攻撃力が高く、ステルス性にも優れ、満載排水量は約685トン。最大速度は30ノット(時速約56キロメートル)以上としている。

(洪学広/編集:齊藤啓介)

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