(嘉義中央社)南部・嘉義市東区林森西路にある歴史建築に登録された日本統治時代建設の木造建築群のうち、製図室と呼ばれる建物で国産材を使った修復工事が今年完了した。現在は農業部(農業省)林業・自然保育署嘉義分署と、無印良品を運営する良品計画が共同で手がける農林産品ブランド「林下良品」の商品を展示販売する空間として活用されており、同分署が来訪を呼びかけている。
木造建築群は2005年に歴史建築に登録された。建物の延べ床面積は272.67平方メートル。1914(大正3)年から43(昭和18)年にかけて台湾総督府営林所嘉義出張所の事務空間として建設された4棟がコの字型に配置されている。同分署によると、製図室は今年2月に修復工事が完成した。残る建物についても順次修復が進められている。
展示販売されているのは、蜂蜜や米菓、原木シイタケ、キャンディー、ヒノキ精油、香水などの「林下良品」の数十品目。製図室内には国産材の展示スペースもある。
同分署は国産材の活用について、森林の経営管理段階から空間デザインや日常生活での応用へと広がっていると説明。国産材は地域で調達できることに加え、低炭素で、台湾の気候にも適しているなどの強みがあるとアピールしている。