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台湾の写真家が国際コンテストで部門1位に 山林の独特な美しさを表現

2026/07/23 12:40
「第19回iPhoneフォトグラフィーアワード」(IPPAWARDS)のシリーズ部門で1位に輝いたラスダ・タクバヌアズさんのグレースケール3連作(本人提供)
「第19回iPhoneフォトグラフィーアワード」(IPPAWARDS)のシリーズ部門で1位に輝いたラスダ・タクバヌアズさんのグレースケール3連作(本人提供)

(台北中央社)台湾の写真家、ラスダ・タクバヌアズさんが、iPhoneで撮影された作品を対象とした国際コンテスト「第19回iPhoneフォトグラフィーアワード」(IPPAWARDS)のシリーズ部門で1位に輝いた。中部・南投県の秘境を撮影したグレースケールの3連作で、台湾の山林が持つ独特な美しさを表現した。

ラスダさんは台湾原住民(先住民)族ブヌン族出身。受賞作は南投県鹿谷郷の景勝地「忘憂森林」で撮影された。同所は1999年の台湾大地震によって形成された沼沢地で、枯れた杉が立ち並ぶ幻想的な光景で知られる。

ラスダさんはこれまでにも何度も同地を訪れていたが、以前は特定の雰囲気を狙って撮影していたという。今回は目的を設けず、創作への執念から一歩距離を置き、自身の経験と言語化できない感性の動きを頼りにシャッターを切った。

作品はiPhone 17 Proを使用し、クローズアップ、広角、標準の三つの異なる焦点距離で構成されている。これらの3枚の写真を順番に並べることで「鑑賞の空間に、ある種の想像力を生み出した」とラスダさんは語る。

平日はプロのカメラマンとして活動し、休日には純粋なクリエーターとして撮影を楽しんでいるというラスダさん。撮影という道のりは孤独で険しいものだが、今回の受賞で「自身の存在が認められ、評価された」とし、今後も撮影を続けていく上で最も重要で必要としていたフィードバックになったと喜びを示した。

(邱祖胤/編集:名切千絵)

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