(新北中央社)アジア地域における消防の発展を目指すアジア消防長協会の総会が27日から29日まで、名古屋市で開催された。台湾からは内政部消防署(消防庁)や北部・新北市政府消防局などが参加し、各国・地域の消防機関トップらと大規模災害への対応、広域連携の経験を共有するなどして、国際協力や防災力の強化を図った。
総会は2年に1度開催される。新北市消防局は、今年は「アジアの連携、消防のシナジー(相乗効果)を目指して」をテーマに行われたと紹介。日本の720消防本部の消防長や世界22カ国・地域の消防幹部らが参加し、極端な気象現象や複合災害に向き合う中で、国際協力の強化や経験共有の重要性が示されたとした。
また多目的施設IGアリーナでは、複数の消防車両や先進的な救助・救難装備などが展示され、日本の大型イベント時の消防体制や災害対応支援、科学技術の応用について理解を深めたと説明。多方面での技術交流や視察を通じ、新北市にとっても今後の大規模施設の安全管理や大きなイベントにおける消防体制や災害対応メカニズムを検討する上で重要な参考になるとした。
陳崇岳消防局長は、今後も災害予防や救助体制の強化を図り、世界の経験を積極的に取り入れながら、防災・救助能力を高めると語った。
総会には日本や台湾の他、オーストラリアや香港、インド、韓国、マレーシア、シンガポールなどの関係者らが参加した。