(苗栗中央社)中部・苗栗県の白沙屯拱天宮で祭られる航海の女神「媽祖」を乗せたみこしが20日、8日間の巡行を終えて同宮に戻った。数万人の信者の掛け声の下、媽祖像は同宮内に安置された。
この日、同宮周辺の道路は信者らで埋め尽くされた。団体や企業が設置したテントも並び、数日にわたってみこしと歩いた人々を飲み物やお菓子などでねぎらった。
白沙屯の媽祖巡行は徒歩で中部・雲林県の北港朝天宮を目指すもので、13日に拱天宮を出発し、16日に朝天宮に到着した。信者もみこしに従って道のりを歩き、拱天宮によれば、今年の参加登録者は46万人超に上った。
巡行に参加した中部・彰化県在住の女性は、道のりで「台湾の最も美しい風景」を体験したと話す。知らない人同士が励まし合ったり、熱心な人が差し入れをくれたり、自発的にごみを拾ったりといった見返りを求めない優しさに触れたという。これらによって、自分には何ができるのだろうかと考えさせられたと明かし、「とても感動した」と語った。

