中部・苗栗県の廟(びょう)白沙屯拱天宮が実施中の宗教行事「進香」は16日午前、航海の女神「媽祖」の像を乗せたみこしが折り返し地点の北港朝天宮(中部・雲林県)に到着した。信徒ら数十万人が、みこしが朝天宮に入る様子を見届けた他、与野党の立法委員(国会議員)や野党・民衆党の黄国昌(こうこくしょう)主席(党首)などの政治家も集まった。
進香は、みこしと信徒が直線距離で100キロ以上離れた拱天宮と朝天宮の間を徒歩で往復する。道のりや日程は全て神意によって決めるとされている。文化部(文化省)から国家重要民俗に指定されており、台湾を代表する宗教行事の一つとなっている。
今年は13日未明に拱天宮を出発。およそ3日半をかけて到着した。途中、多くの媽祖廟を訪問した。
進香に参加している台北市在住の女性は取材に対し、長い道のりで体もくたくただが、同中では無私の精神で食べ物を配る多くの人々を目にし、感動したと話した。
みこしは16日未明に朝天宮を出発し、20日午後に拱天宮に戻る予定。