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台湾・台北で駅弁フェス開幕 80種類超の弁当販売 2.5億円の商機見込む

駅弁フェスをアピールする台湾鉄路の鄭光遠董事長(手前左)、交通部の伍勝園政務次長(手前中央)=6月5日、台北市
駅弁フェスをアピールする台湾鉄路の鄭光遠董事長(手前左)、交通部の伍勝園政務次長(手前中央)=6月5日、台北市

(台北中央社)台湾鉄路(台鉄)が主催する第11回鉄道弁当フェスティバル(鉄路便当節)が5日、台北駅で始まった。64の企業や団体などが出展し、過去最高の80種類以上の弁当が販売されている。8日まで開催される予定で、台鉄は先月に南部・高雄駅で開催した同イベントと合わせた来場者数を延べ60万人超、商機は5000万台湾元(約2億5000万円)に達すると見込んでいる。

会場では、ウナギやタマカイ、ホタテなどの高級食材を使った数量限定の弁当が999元(約5100円)で、JR北海道フレッシュキヨスクが手がけた函館北斗特製弁当が1100元(約5600円)で販売され、注目を集めた。台湾高速鉄道(高鉄)も、ケータリング会社、高雄空厨が制作した新作弁当3種類を披露した。

交通部(交通省)の伍勝園(ごしょうえん)政務次長は開幕式で、鉄道は国家発展の重要な動脈であり、鉄道弁当はその中で最も温かく人々の心に寄り添う存在だと強調。世代を超えて乗客の人生の旅路に付き添いながら、台湾社会の変化や暮らしの風景を記録してきたと紹介した。

また今年は日本をはじめ、海外や異業種からも多くの出展者が参加しているとし、台湾の鉄道文化の国際化を推進するとともに、弁当を通じて台湾の創意工夫と実力を世界に発信したいと意欲を示した。

台鉄の鄭光遠(ていこうえん)董事長(会長)は、本業である輸送の安定した基盤の上で、資産開発や弁当販売、鉄道観光などの関連事業の拡大に積極的に取り組んでいると説明。今年は継承や革新、持続可能性の三つの観点から各界のパートナーと協力し、鉄道弁当の価値を改めて感じてもらいたいと語った。

(黄巧雯/編集:齊藤啓介)

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