(台北中央社)今年7月、北アフリカのモロッコが、台湾人の同国入国に必要な「ビザ確認書」(VCL)の申請受け付けを一時停止した問題で、外交部(外務省)は28日、同国が21日から「観光」を目的とする台湾人のVCL申請の受け付けを再開したと発表した。台湾が相互主義に基づく対抗措置としてモロッコ人の訪台ビザ申請の受理を停止していることについては、VCL申請の状況を確認した上で再開を検討するとした。
モロッコは今年7月、世界各地の同国の大使館や領事館に対し、VCL申請の受け付けを一時停止するよう通達を出し、台湾人の同国訪問に影響が出ていた。
一方、モロッコの旅行会社は24日、公式ウェブサイトを更新し、在日モロッコ大使館に問い合わせたところ、VCL申請の受け付けを再開すると回答があったと明らかにした。
外交部は中央社の取材に対し、同部職員が25日に改めて在日モロッコ大使館に電話すると、21日から台湾人の「観光」目的でのVCL申請受け付けを再開したとの回答を口頭で得たと説明した。
ただ、モロッコはVCL申請受け付けの再開について正式に発表をしておらず、現段階では「観光」目的のみ受け付けているという。モロッコ人の訪台ビザ申請受理再開については、台湾人のVCL申請の状況を確認した上で検討するとした。