(台北中央社)外交部(外務省)は30日、北アフリカのモロッコが中華民国(台湾)籍者のビザ(査証)申請の受け付けを一時停止したのを受け、相互主義に基づき、モロッコ籍者の訪台ビザ申請の受理を同日から見合わせると発表した。モロッコ政府に対し、両国の人々の相互訪問の利便性を維持し、双方の正常な民間交流を早期に再開させるよう呼びかけた。
外交部によれば、駐日モロッコ王国大使館から23日、台湾人の「ビザ確認書」(VCL)申請の受け付けを一時停止するとの通知が台湾の旅行会社に入った。外交部が確認したところ、モロッコ政府が全世界の同国大使館・領事館に対し、同様の措置を通達していることが分かった。
台湾人は現在、モロッコの電子ビザは申請できないため、観光やビジネス目的で短期に渡航する場合は、大使館にビザ確認書を申請する必要がある。外交部は「モロッコ政府が突如として発給停止措置を取ったことで、台湾人の観光・ビジネス渡航の妨げとなっており、両国の2者間交流に影響が生じている」と指摘した。
20日以前にモロッコからビザ確認書を取得している台湾人は、有効期限内であればモロッコへの入国が可能。