離島・金門の野生動物救援・保育協会は、けがをした野生動物を救護し、野生復帰を図る活動を行っている。同協会は不定期にフェイスブックで「救護日記」を公開し、鳥やヘビなどの救護・治療の様子を紹介している。最近では、網に絡まって負傷したコミミズクが救護後に無事放鳥され、寄付者からかわいいフクロウを意味する「萌萌鴞」(モンモンシャオ)と名付けられた。
同協会は今年から、寄付者の中から選ばれた人に、救護に成功し足環を付け、野生に戻された一部の鳥の写真や動画を見てもらい、名前を付けてもらう取り組みを始めた。協会の陳鳳華総幹事は、寄付者とのつながりを深めるとともに、寄付が野生動物のために実際に役立っていることを感じてもらいたいと話した。
「付けられる名前には、鳥への願いが込められることもある」と説明。その例として、カッコウ科のオオバンケンには「多多実」という名前が付けられ、これから食べ物に恵まれ、豊かで充実した生活を送ってほしいという思いが込められていることを挙げた。
また、協会の人件費や行政費用の一部は公的事業の支援を受けている一方、高額な医療機器などには寄付が必要だという。今年は寄付金で超音波スキャナーを購入し、野生動物の診断をより正確にできるようにしたとしている。