台北市内の街路樹に巻かれた赤白の警告テープについて、「伐採対象を示す印」とする情報がSNSで拡散している。これを受け、市政府工務局公園路灯工程管理処(公園処)は24日、「道路利用者に注意を促すための措置であり、樹木の撤去とは無関係」との見解を示した。
SNS上では、市内の一部街路樹に巻かれた「謎のテープ」とする写真が投稿され、市による樹木の撤去や伐採の印ではないかとの疑問の声が上がっている。
これに対し公園処は、一部の街路樹は自然な成長や樹形の変化により、幹が傾いたり枝が張り出したりしており、道路上の通行空間に影響を及ぼす恐れがあると指摘。大型車両や道路利用者への注意喚起として警告テープを設置し、あわせて樹木の点検や剪定を進めるとしている。
公園処によると、道路はバスや消防車、救急車などが安全に通行できる空間を確保する必要があり、市は定期的に巡回し危険箇所を確認しながら維持管理を行っている。
公園処はまた、街路樹は日陰の提供や気温上昇の抑制、大気浄化など都市環境に欠かせない資産だと強調。樹木の保護と市民の安全を最優先とし、健全な樹木を恣意的に伐採することはないと説明した。
市は警告テープが巻かれた街路樹を見かけても、伐採の印と決めつけず、未確認情報を拡散しないよう呼びかけている。