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電子たばこの輸入や販売に刑事罰、改正案を閣議決定 薬物運転の社会問題化で/台湾

2026/06/25 18:03
写真はイメージ(資料)
写真はイメージ(資料)

(台北中央社)行政院院会(閣議)は25日、たばこに関する規定を定めた「煙害防制法」の一部改正案を決定した。電子たばこの製造、輸入、販売、供給、展示に対する罰則を、現行の行政罰から刑事罰に厳罰化する。改正案は今後、立法院(国会)に送られ、審議される。

台湾では、違法薬物「エトミデート」の使用者の運転による事故が相次ぎ、死傷者も出る事態に政府が対応を進めている。エトミデートは電子たばこで吸引され、吸うと手足がけいれんし、ふらつきながら歩く姿から「ゾンビたばこ」とも呼ばれる。

改正案では、電子たばこを製造、輸入、販売、供給、展示した場合、最長7年の懲役を科す。これに500万台湾元(約2500万円)以下の罰金も併せて科すことができる。

また、電子たばこの所持と使用は行政罰の対象とし、3万元(約15万円)以上10万元(約50万円)以下の過料を科す。

現行法では、海外からの電子たばこの持ち込みがすでに禁止されている。改正案では5点以下、総重量500グラム以下の持ち込みでも20万元(約100万円)以上100万元(約500万円)以下の過料を科すとされた。1年以内で再犯に至った場合には1年以下の懲役に処される可能性もある。

卓栄泰(たくえいたい)行政院長(首相)は今月初め、エトミデートの取り締まりを強化する方針を発表。17日には、エトミデートの規制上の分類が従来の第2級から第1級に引き上げられ、製造や運搬、販売の最高刑として死刑が適用されるようになった。

(頼于榛、高華謙/編集:楊千慧)

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