(花蓮中央社)農業部(農業省)林業・自然保育署花蓮分署は25日午前8時、東部・花蓮県を流れる万里渓上流に形成されたせき止め湖があふれ出す可能性があるとして警戒を発出した。警戒の対象区域に含まれる7村里、住民208人に避難勧告が出された。
せき止め湖は今月21日、形成が確認された。同分署の黄群策分署長によれば、25日午前の時点で貯水体積は78万立方メートル、水位は1049メートルに達しているとみられる。満水時の水位は1080メートル。
台湾では25日、軽度台風(台湾基準)台風7号が接近している影響で広範囲で雨が降っている。黄分署長は、これを考慮し早めに警戒を出し、住民に避難を呼びかけたとした。
中央気象署(気象庁)の25日午前5時時点の予報によれば、東部・花蓮県では今後48時間の降水量は70ミリを超える見込みで、対策チームが予測していた警戒値54ミリを大きく上回り、あふれ出す可能性があると判断された。
避難勧告が出された地域では、各住宅へのビラ配布やスピーカーによるアナウンスなどで住民に避難を呼びかけている。また、小学校や地域の活動センターなどに避難所を設け、住民を受け入れる準備を進めている。