(新北中央社)国軍が実施する「即時戦闘準備演習」3日目となった24日、北台湾の防衛を担う第三作戦区は北部・新北市の淡水河河口で、敵軍の侵入を阻止する訓練を行った。障害物を3層にわたって設置した他、機雷の敷設シミュレーションも実施された。
午前8時から、工兵部隊がM3水陸両用自走架橋車2両を淡水河に入水させ、漁網と爆破用ドラム缶、浮遊プラットフォームといった障害物を設置した。また、近海で機雷の敷設をシミュレーションした。
淡水河口は敵軍が台北の政治・経済の中枢の奪取を図る上での重要な地点。軍はこれまでにも中国人民解放軍のホバークラフトなどによる突破を阻止することを想定し、淡水河に障害物を設置する訓練を何度も行っている。平時には淡水河では観光船や漁業者が活動しているため、軍は将来的に敵軍侵攻の兆候があった場合、淡水河の複数地点に3層の障害物を置く計画だ。
この日の演習では戦車などの装備品に擬装網をかけ、淡水河口方面を警戒する光景も見られた。
即時戦闘準備演習は敵軍が出撃する前段階での初動の戦闘準備に重点を置いたもので、各レベルの部隊が主に戦闘準備段階における戦闘行動や戦場環境への習熟を深めることを訓練する。22日から5日間の日程で実施されている。