(桃園中央社)国軍が実施する「即時戦闘準備演習」は25日、4日目が行われ、米国製主力戦車M1A2T「エイブラムス」が今回の演習では初めて投入された。エイブラムスは北部・桃園市内の公道を走行して戦闘準備パトロールを実施した。
桃園国際空港近くの省道台15線では、陸軍工兵第53群が道路に障害物を設置する訓練を行った。4時間の制限時間内に、消波ブロックや「チェコのハリネズミ」と呼ばれる対戦車障害物、大型の土のう「ヘスコ防壁」を用い、それぞれ100メートルに及ぶ障害物3層を完成させた。
周辺の他の公道では、陸軍聯兵(諸兵科連合)第584旅(旅団)が戦術位置で臨戦演習を実施した。エイブラムスを運用する兵士は戦車2両で1組として展開し、敵からのカモフラージュを目的とした擬装網の設置も行った。
即時戦闘準備演習は敵軍が出撃する前段階での初動の戦闘準備に重点を置いたもので、各レベルの部隊が主に戦闘準備段階における戦闘行動や戦場環境への習熟を深めることを訓練する。22日から5日間の日程で実施されている。