国民党の立法委員団が衆議院を訪問　日華懇が歓迎／台湾

（東京、台北中央社）最大野党・国民党の立法委員（国会議員）27人が4日、東京・永田町の衆議院第一議員会館を訪問し、日本の超党派議員連盟「日華議員懇談会」（日華懇）の古屋圭司会長や木原稔事務局長らから歓迎を受けた。

訪問したのは同党立法院党団（国会議員団）の傅崐萁（ふこんき）総召（院内総務）や羅智強（らちきょう）書記長ら。一行は2日に日本に到着した。

この日の議員会館での会談には、日本側から日華懇幹部14人や複数の国会議員の秘書らが出席した。

傅氏の事務所が発表した報道資料によれば、今回の訪日は日華懇の招きを受けたもの。環太平洋経済連携協定（TPP）への台湾の参加や自然災害における相互支援などについて協議する他、両国の経済、貿易分野での深い交流を進めるのが狙いだとしている。

25日から29日にかけては、同党の韓国瑜（かんこくゆ）立法院長（国会議長）が東京を訪れるとみられている。議会外交を進める他、大阪・関西万博を視察する見通し。