(台南中央社)南部・台南市の黄偉哲(こういてつ)市長は29日、仙台市で行われた両市の交流促進協定締結20周年を記念するセレモニーに出席した。仙台市の紋章がプリントされたランを郡和子仙台市長に手渡し、友好関係が長く続くよう期待を寄せた。
台南市の報道資料によれば、黄氏はあいさつで、台南市にとって仙台市は日本の自治体では初めて協定を締結した市であり、締結以来、非常に友好的な関係を維持してきたと言及。祝い事では共に祝い、地震や新型コロナウイルス禍には助け合ったと振り返った。格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾(台湾虎航)の南部・高雄―仙台線が来月に開設されることに触れ、仙台市民に台南への来訪を呼びかけた。
郡氏は、協定20周年を記念して仙台市が28、29両日に開いた、文化紹介や物産販売を行う「台南市フェア」を紹介。また、台南産のパイナップルが仙台市内の小学校で給食として提供され、好評だったと話した。