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立法院長選 民衆党は自党の黄珊珊氏に投票の方針 あす新会期開幕/台湾

2024/01/31 15:46
記者会見に臨む民衆党の柯文哲主席(左から2 人目)、立法委員当選者の黄国昌氏(同3人目)、黄珊珊氏(右端)
記者会見に臨む民衆党の柯文哲主席(左から2 人目)、立法委員当選者の黄国昌氏(同3人目)、黄珊珊氏(右端)

(台北中央社)立法院(国会)の新会期が開幕する来月1日に行われる立法院長(議長)選について、キャスティングボートを握る第3党・民衆党の立法院党団(議員団)総召(院内総務)に就任した黄国昌氏は31日、党団8人が満場一致で同党の黄珊珊氏への投票を決めたと明らかにした。

13日の立法委員選挙(定数113)では、民進党が51に議席を減らし単独過半数に届かず、国民党が52議席を獲得して第1党となった。民衆党は8議席で、残り2議席は無所属。

立法院長選は立法委員の3分の1の出席で成立し、出席者の過半数の票を得た人が当選する。1度目の投票で決まらなかった場合、得票数が多い上位2人を対象として2度目の投票を行う。

黄国昌氏は記者会見で、1度目の投票で院長が選出されなかった場合、2度目の投票には同党の立法委員8人は参加しないとの考えも明らかにした。また、同党は柯文哲(かぶんてつ)党主席(党首)が表明する価値観の実現を目指しているとした上で、台湾の政党を和解させ、社会を調和させたいと言及。国家の利益を政党や個人の利益の上に置かなければならないと述べた。

立法院長選について、国民党は韓国瑜(かんこくゆ)前高雄市長を、民進党は游錫堃(ゆうしゃくこん)現立法院長を推す方針を固めている。両氏はそれぞれ29日、民衆党の立法委員当選者8人を訪問し、自身への投票を呼びかけていた。

(郭健伸/編集:田中宏樹)

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