(雲林中央社)中部・雲林県などで23日まで行われた「全国運動会」(国民スポーツ大会に相当)で、競泳女子の韓安斉(21)が同大会の水泳競技で史上最多タイとなる金メダル10個を獲得した。韓は来年の愛知・名古屋アジア大会が楽しみだとし、台湾にメダルをたくさん持ち帰りたいと意気込んだ。
韓は金を逃した2種目でも銀メダルを獲得し、エントリーした12種目全てで表彰台に立った。
競技初日の100メートルバタフライでは、59秒73で台湾記録を更新。台湾の女子選手として初めて1分を切った。この他、金メダルに輝いたのは50メートル、100メートル、200メートル自由形、200メートルバタフライ、200メートル個人メドレー、200メートル背泳ぎ、400メートル、800メートル自由形リレー、混合400メートルメドレーリレー。
50メートル背泳ぎは1位の張雅佳と0.12秒差で銀。400メートルメドレーリレーでも銀メダルをつかんだ。
インタビューに応じた韓は、これまで努力したかいがあったとコメント。2年後の次回大会にも参加してメダル数の記録を塗り替えたいと話した。
男子では王冠閎(23)が50メートル、100メートル、200メートルバタフライや200メートル、400メートル自由形など8種目で金メダルを、3種目で銀メダルを獲得した。