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APEC首脳会議 台湾代表で出席の林信義氏「国際的な支持集める」 頼総統と会見

2025/10/21 19:14
握手を交わす林信義氏(右)と頼清徳総統=10月21日、台北市
握手を交わす林信義氏(右)と頼清徳総統=10月21日、台北市

(台北中央社)今月末に韓国で開幕するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に台湾代表として参加する総統府資政(顧問)の林信義(りんしんぎ)氏が21日、頼清徳(らいせいとく)総統と共に台北市の総統府で記者会見に臨んだ。各国の首脳や企業の代表と積極的に交流し、台湾のために国際的な支持や友情を集めると語った。

会見で頼総統は林氏に対し、台湾の重要な三つの主張を参加する全ての首脳や国際社会に伝えるよう期待していると言及。一つ目は「台湾は経済の強靱(きょうじん)性強化に努める」、二つ目は「台湾は先駆的な産業の経験を共有する意思がある」、三つ目は「台湾は『人』を中心としたAI(人工知能)の発展推進を加速している」だとした。

林氏は、頼総統から託されたメッセージを完全な形で他国の首脳らに伝えると言及。台湾がAIのイノベーションやデジタルヘルスの分野で具体的な成果を上げていることを、積極的に伝えたいとも述べた。

その上で、台湾が国際社会において、善良で信頼でき、責任を負うパートナーであることを示したいと話した。

同会議に台湾は例年、総統の委任を受けた特使が出席している。林氏の出席は2年連続3度目。財界出身で、中華汽車副董事長(副会長)や新安産物保険董事長(会長)を経て政界入りし、経済部長(経済相)や行政院副院長(副首相)などを歴任した。

(葉素萍/編集:田中宏樹)

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