南部・台南市後壁区で9日、同市の市場のPRキャラクター「菜奇鴨」(ツァイチーヤー)を描いた田んぼアートがお披露目された。色の異なる稲を組み合わせて農村の風景を彩り、訪れた人にコメ文化への理解を深めてもらうのが狙いだ。
コメのPR行事「台南好米季」の一環として8月23日に田植えの祈願式が行われた。約1カ月かけて稲を育て、田んぼアートを完成させた。お披露目に合わせ、地元の見どころを巡る往復約2キロのウォーキングも実施された。この他、菜奇鴨との交流会やコメを使った料理体験・試食、農産物の販売なども行われた。
黄偉哲(こういてつ)台南市長は、台南は台湾の重要なコメの産地で、後壁区は良好な農業環境に恵まれ、品質の高いコメを生産していると述べた。市政府はイベントを通じて、農業生産や食農教育、コメ文化、農村観光を結び付け、稲作から食卓に届くまでの過程を伝えるとともに、地元農家や農産物の支援につなげたいとしている。
田んぼアートは10月25日まで公開され。観覧時間は毎日午前9時から午後5時30分まで。会場は昔ながらの街並みが残る菁寮老街の近くにある。田んぼアートを鑑賞した後は、趣ある農村集落を散策しながら、台南産コメの魅力や地域文化に触れることができる。