南部・嘉義県中埔郷で東南アジア原産の熱帯フルーツ、ランブータンの収穫が最盛期を迎えている。栽培する若手農家の林佳妙さんは、東南アジアまで行かなくても旬の味が楽しめるとして、自家産ランブータンの販売に力を入れている。
林さんによれば、ランブータンの収穫期は7~9月で、現在は収穫量が最も多い時期。品種は10種類以上あり、林さんは数年間の試験を経て、台湾人の好みに合うものとしてR167、R191、黒木山の3品種を選んだ。味はさっぱりとした甘さで、ライチほど甘くないという。
果樹園では約30年前はビンロウを栽培していたが、父親が徐々にランブータンなどの熱帯果物へと転換した。林さんは果樹の世話に興味があったことに加え、父親が苦労して育てた果物が中間業者に利益を取られるのを見るに忍びず、8年前、北部から帰郷。Facebookに「七号森林NO.7 Forest」のページを開設し、自家産ランブータンなどを紹介してネット販売している。
ランブータンは収穫の量や時期、人手の関係から、鮮度を保つため数量と販売期間を限定している。注文を受けてから収穫を始め、翌日には顧客に届けるという。こうしたネット販売を続けたことで、ここ数年は安定した顧客を獲得し、農業に励む家族にとっても良い収入につながっている。
嘉義県政府の公式Facebookページ「Q嘉義」でも、最近、林さんが栽培するランブータンを特に取り上げ、中埔の新興農産物として紹介している。