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台湾北部で都市強靱性演習 行動やモバイル通信を制限 外国人旅行者「珍しい経験」

2026/08/13 18:55
1階以上のフロアは無人状態にされた台北駅=8月13日、台北市
1階以上のフロアは無人状態にされた台北駅=8月13日、台北市

(台北中央社)都市強靱(きょうじん)性演習の防空演習が13日午後、台北市など北部7県市で行われた。サイレンが鳴ると行動制限が実施され、道路を走行中の車両は路肩に停車した他、歩行者は警察の指示に従って指定の場所に避難した。モバイル通信の速度制限も併せて実施された。桃園市の桃園国際空港で演習に居合わせた外国人旅行者は「珍しい経験」だと話した。

宜蘭県、基隆市、台北市、新北市、桃園市、新竹市、新竹県では午後2時半、開始の合図となるサイレンが一斉に鳴り、30分間にわたって演習が行われた。桃園空港では航空警察官や警備員が旅客を指定の避難場所に誘導し、車両には路肩での停車や駐車場への駐車を求めた。

台湾への到着直後に演習の知らせを受けた旅客は、機内で航空会社から案内があった他、空港内では無料Wi-Fiが使用できたため、影響はなかったと話した。同行した外国人旅行者も、空港内で演習終了まで待機するのは珍しい経験だと語った。

桃園空港運営会社の范孝倫総経理(社長)は取材に対し、モバイル通信の速度制限に際し、各ターミナルでは公衆電話の無料開放も実施したとし、国内外の旅行者への影響はなかったと考えていると述べた。

北部の交通の要所である台北駅でも大きな混乱は見られなかった。1階以上のフロアは無人状態にされ、多くの利用者が地下1階通路で演習終了まで待機した。係員の指示の下、避難時の防御姿勢を取る訓練も実施された。だが、空調の関係で通路にはやや暑さがこもり、うちわであおぐ人の姿も見られた。

台北駅で演習に遭遇した日本人旅行者の女性は、重要な演習に実際に参加できたことに喜びを示した。

台北駅の地下1階通路で演習終了まで待機した利用者。係員の指示の下、避難時の防御姿勢を取る訓練も実施された=8月13日、台北市
台北駅の地下1階通路で演習終了まで待機した利用者。係員の指示の下、避難時の防御姿勢を取る訓練も実施された=8月13日、台北市

▽ モバイル通信制限、台北市では影響限定的

モバイル通信の速度制限は今年初めて導入され、10日の中部に続いて北部でも実施された。ネットワーク帯域幅が不足した状況下での政府の対応能力を検証するのが目的で、事前告知では、音声通話とショートメッセージサービス(SMS)などは通常通り使用できるが、画像など容量が大きいデータのやりとりやキャッシュレス決済には影響が生じる見通しだとされていた。

台北市内での影響について、中央社記者が台北メトロ(MRT)などで確認した範囲では、多くの人が日常生活への影響はなかったとの見方を示した。モバイル決済は接続速度が遅くなったが、使用できた。

北部の他県市では、通信アプリ「LINE」での画像送信や、フェイスブックやスレッズなどのSNSの閲覧、モバイル決済などに影響が出たとの声も聞かれた。

(黃巧雯/編集:名切千絵)

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影片來源:中央社攝影看世界
都市強靱性演習の防空演習が行われた13日午後の桃園国際空港
都市強靱性演習の防空演習が行われた13日午後の桃園国際空港
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