台北市政府消防局は3日、同局の災害救助犬チームで活躍してきたラブラドールレトリバー2頭が引退を迎えるため、里親の募集を開始したと発表した。
引退するのは雄の「マット」と雌の「オリナ」で、ともに満8歳。いずれも国際救助犬連盟(IRO)のがれき捜索部門で高等資格を取得しており、高度な訓練を受けた上で、長年にわたり災害現場で捜索救助活動に携わってきた。
同局は「災害救助の任務には終わりがあるが、寄り添うことや愛情に引退はない」とコメント。これまで多くの命を守ってきた2頭に、安心して暮らせる第二の人生を送ってほしいと願っている。
里親は、犬を適切に飼育できる家庭を対象に募集する。応募者の飼育経験や飼育環境などを審査した上で、受け入れ先を決定する。申請期限は31日まで。
台北市の救助犬チームは2000年に発足。国内の大規模災害だけでなく、イランやトルコ、中国・四川省での地震、インドネシアの津波などの国際救援活動への参加経験も持つ。
