台湾産イチゴの旬は毎年12月から翌年4月までとされている。今シーズン初期は気温が低かった影響で収穫量が少なく、価格も高騰していたが、2月中旬になると気温が上昇して収穫量が回復してきた。中部・台中市のイチゴ農家は19日、「今が食べごろ」と呼びかけた。
台中市潭子区の教育農園「草苺世界」(イチゴワールド)の許彤蓉さんは、収穫量が増えるにつれ価格も安定してきたと説明。4月中旬まで収穫できるだろうと語った。
草苺世界にはこの日、市内の福祉施設が知的障害がある利用者を連れてイチゴ狩りに訪れていた。イチゴ狩りが初めてだという人もいて、楽しそうに体験していた。