東部海域で発生した地震で大きく傾いた東部・花蓮県花蓮市の天王星ビルに取り残され、行方不明になっていた飼いネコ「欧膩」が18日夜、ビル近くの路地で無事発見された。健康状態は良好だという。
欧膩を含め、同ビルに残されていたネコは計5匹。ビルの解体中に4匹が救出された。欧膩は一時はクローゼットの中にいるところを発見されたものの、すぐにビルの外に逃げ出し行方が分からなくなっていた。
約15日ぶりに愛猫と再会した飼い主は欧膩の救出に協力した人たちに感謝を表明。また、口に傷があったため、治療のため動物病院に連れていったと欧膩の状況を説明した。
飼い主によれば、欧膩は4歳。臆病で、怖いと感じたらすぐ隠れてしまうという。