(台北中央社)台湾で道路標識や道路標示、信号の設置に関する規則の一部が改正され、13日から施行される見込みとなった。これに関連し、交通部(交通省)は12日、多くのLED型歩行者用信号機で採用されている、青信号の残り時間が少なくなった際に「歩行者が走る」アニメーションを廃止する方針を示した。
多くのLED型歩行者用信号機では現行、青信号の残り時間が少なくなると灯火が点滅し、「小緑人」と呼ばれる歩行者が走るアニメーションが表示される。この時に歩行者が道路へ進入した場合、規則違反で過料が科せられる可能性があるが、改正後の規則では、点滅の意味は「道路への進入を避けるよう促す」とされ、罰則は適用されなくなる。
これを受けて卓栄泰(たくえいたい)行政院長(首相)は11日、歩行者が走るアニメーションを廃止すべきだとの認識を示し、歩行者の横断をせかすことを避けるとともに、「最後のチャンスに突っ込む」といった誤解を与えないようにすべきだと語った。
交通部の関係者は12日、灯火が点滅する動作は残すとしつつも、歩行者が走るアニメーションは廃止すると発表。システムの変更が伴うために完全廃止までは一定の時間が必要だとした上で、年内にも全国で統一すると述べた。
歩行者が動くLEDアニメーションを採用した歩行者用信号機は、1999年3月に台北市内の交差点に初めて導入され、現在各地に普及している。