東部・花蓮県で昨年9月に起きた洪水被災地の一部で、農業の再開に向けた取り組みが進められている。今年は第1期作として68ヘクタールの農地で、モロコシやトウモロコシ、大豆などが栽培される予定だ。
10日には光復郷で農業部(農業省)農糧署東区分署が、被災した農地での農業再開に関する説明会を開き、再開の方法やトラクターによる整地の実演をした。
被災者の楊欽文さんは、以前は30ヘクタール以上の農地を耕作していたが、約25ヘクタールが洪水で分厚い泥に覆われたと話す。現在は残った約5ヘクタールの土地でトウモロコシを栽培しているとしながらも、泥には有機物が含まれず、多くの肥料を与えないと作物が成長しないと実情を明かした。
同分署では光復郷と鳳林鎮で計16回の説明会を開く他、補助金制度を打ち出し、農業再開に伴うリスクの低減を図る予定。同分署の林美華分署長は、実演を通じて農業従事者に技術を学んで早期の農業再開に自信を持ってもらい、被災地の活気の回復につなげたいと期待を寄せた。

