(台北中央社)東日本大震災から15年を迎えた11日、台湾在住の日本人が主催する追悼・感恩会が台北市の日本台湾交流協会で行われた。同協会の片山和之台北事務所代表(大使に相当)はあいさつで、日本で災害が発生する度に台湾から即座に支援の手が差し伸べられることに感謝を述べ、日台間の「心の絆」がさらに深まるよう願った。
式典は「311東北関東大震災在台日本人支援会」が主催した。
片山氏は、日本人有志約30人が現在、震災発生時の台湾の人々からの支援に感謝を示すことを目的に、自転車で台湾を1周する旅を行っていると紹介。この日の式典も「感恩会」と題されたことに触れ、感謝の気持ちを未来へとつないでいくことが「われわれの使命」だと述べた。また、今後いかなる困難に直面しようとも、日本と台湾の助け合いの関係はこれからも続いていくと信じていると語った。
主催団体の代表を務める上田功さんは、震災発生当時、街中で台湾の人々から「家族は無事か」などと必ず声をかけられたことを振り返り、当時の雰囲気は今でもはっきり覚えていると話した。