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台湾東部地震/助けに戻り死亡した女性の飼い猫、10日ぶり救出 解体中の被災ビルで 台湾地震

2024/04/13 20:14
救出される直前の飼い猫「猫咪」(読者提供)
救出される直前の飼い猫「猫咪」(読者提供)

(花蓮中央社)東部海域で3日に発生した地震で大きく傾いた東部・花蓮県花蓮市の「天王星ビル」。ビルの解体工事が続く13日の午後2時ごろ、内部に取り残されていた住民の飼い猫1匹が救出された。

救助されたのは猫の「猫咪」。飼い主の女性、康さん(33)が地震の発生後、一度避難するもペットを助けようとビルに戻った。余震で倒れた梁(はり)の下敷きになり命を落とした。

「猫咪」は当初、死亡したとみられていたが9日に生存が確認された。搬送先の動物病院によると、目立った外傷がなく脈拍や呼吸などのバイタルサイン(生命兆候)も安定しているという。

天王星ビルでは、飼い猫の発見や救出が相次いでいる。「猫咪」の他に「橘子」と「妹妹」の2匹が9日までに助かった。

(張祈/編集:羅友辰)

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影片來源:中央社南部地方組
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