中部・雲林県でスイカの収穫シーズンを迎えた。今年は果実の生育期に降雨が少なく、害虫駆除などでコストが増えたが、3月には日中と夜間の気温差が大きかったため、例年より甘みやシャキシャキ感が増した。
雲林県政府農業処の統計によれば、県内のスイカ栽培面積は2023年時点で713ヘクタール。
二崙郷の鍾東栄郷長は18日、中央社の記者に対し、今年の品質は良いとアピール。600グラム当たりの価格は小玉が8~10台湾元(約38~48円)、大玉が12元(約57円)からで昨年より若干高いと語った。スイカ農家の廖営余さんは、糖度は12度を超えていると甘さを強調した。