(台北中央社)台湾プロ野球の中信ブラザーズは18日、台北ドーム(台北市)での台湾シリーズ初戦で楽天モンキーズに0―3で敗れ、黒星スタートとなった。
台湾シリーズではレギュラーシーズンで後期優勝し、さらに年間勝率が1位だった中信(平野恵一監督)とプレーオフを勝ち抜いた楽天(古久保健二監督)が、4勝先取で台湾一を争う。今年は36年の歴史で初めて外国人監督対決となった。
この日は楽天の先発、マルセロ・マルティネスが7回無失点と好投。一方、中信は今季最優秀防御率のニバルド・ロドリゲスが先発したものの、5回を8安打3四球1死球で3失点と振るわなかった。
平野監督は試合後のインタビューで「起き上がり方はみんな知っていると信じているので、明日はやり返す気持ちで、全員野球で頑張りたい」とコメント。中信ファンに悔しい思いをさせてしまったとし、翌日の試合では勝利をプレゼントすると意気込んだ。
この後は19、21両日に台北ドームで、22日に楽天桃園野球場(北部・桃園市)で行われる。5試合目以降を行う場合は、24~26日に中信の本拠地、台中インターコンチネンタル野球場(中部・台中市)で実施する。