(台北中央社)米IT大手グーグルは今年度、台湾で検索数が急上昇したキーワードのランキングをこのほど発表した。総合1位は「地震」で、2位には今年2月に死去したタレント、バービィー・スー(徐熙媛)さんの愛称「大S」がランクインした。
ランキングは昨年12月から今年11月18日までの期間、前年と比べた検索数の伸び率を基に作成された。ジャンル別のランキングも公表された。
1位の地震の他、今年8月に台湾東部に上陸し140人以上の死傷者を出した台風11号を指す「台風楊柳」が10位に入った。公共政策関連で検索されたキーワードでは「休業休校」が3位となった。
総合2位のスーさんは、バラエティー番組で人気を博し、日本の漫画「花より男子」を原作にした台湾ドラマ「流星花園」でヒロイン、牧野つくし役を演じたことでも知られる。春節(旧正月、今年は1月29日)休み期間中、旅行先の日本で、インフルエンザと肺炎を併発して急逝した。
総合3位は、国民への「現金1万台湾元(約4万9800円)の一律給付の登録」。11月中旬に支給が始まり、口座への入金を希望する場合、特設サイトでの登録が必要とされた。
故人を含まない人物では米国の「トランプ」大統領が1位となった。トランプ氏は総合では7位で、8位には「関税」が入った。
映画では「鬼滅の刃」が1位だった。宿泊先では「石垣島」が1位で、5位に「福岡」、6位に「那覇」、7位に「宮古島」、8位に「名護」、10位に「神戸」が入り、トップ10の半分以上を日本の地名が占めた。