(嘉義中央社)南部・嘉義県政府は8日、県内で来年開催する台湾ランタンフェスティバル(台湾灯会)のPR記者会見を開き、日本のゲーム大手、任天堂とコラボレーションし「スーパーマリオ」をテーマとする2ヘクタールのブースを設置すると発表した。
台湾灯会は旧正月(春節、来年は2月17日)を締めくくる恒例行事。各県市が持ち回りで交通部観光署(観光庁)と開催する。今年は北部・桃園市で行われ、17日間の会期中、延べ2000万人以上を動員した。
翁章梁(おうしょうりょう)嘉義県長はあいさつで、同ブースについて、これまでとは異なり、スーパースターや冒険などの要素が融合されると言及。サプライズと遊び心がたっぷりの体験スペースを提供することで、大人も子どもも好きなキャラクターと交流したり写真を撮ったりすることができるとアピールした。
記者会見には台湾任天堂の松本浩之董事長(会長)も出席。スーパーマリオのブースが設けられることに感謝を示すとともに、最新ゲームも体験できるとして来訪を呼びかけた。
この日、スーパーマリオシリーズに登場する、さまざまなアイテムなどが入手できる「ハテナブロック」をモチーフにしたミニランタンもお披露目され、注目を集めた。
台湾灯会は来年3月3日から15日まで嘉義県政府前広場で開かれる。