(桃園中央社)北部・桃園市大園区の若手農業者、陳士賢さんが栽培したコメ「桃園3号」が7日、日本で開かれたコメ品評会「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」の都道府県・海外地域代表お米選手権で金賞に輝いた。
同大会は大阪市に拠点を置く米・食味鑑定士協会が主催。国際総合部門や都道府県・海外地域代表お米選手権、栽培別部門など全7部門に計5070点が出品された。
桃園市政府農業局の陳冠義局長は、同市で栽培された良質なコメの実力を示し、国のために栄誉を勝ち取ったと、陳さんの受賞に喜びを示した。また、金賞発表後、多くの日本のコメ業者が市産コメの品質を高く評価し、購入に関する意向書(MOU)の締結に意欲を示したという。
陳局長によれば、暫定的にコンテナ12個分に相当する6000万円規模の市産コメの受注を獲得し、近日中に関係者が同市を訪れるという。
陳士賢さんに加え、東部・台東県関山鎮の羅偉寿さんが手掛けた「高雄147号」も同じ部門で特別優秀賞に選ばれた。
