(台北中央社)野球のアジアウインターリーグは7日、南部・嘉義市で決勝が行われ、日本社会人選抜は日本プロ野球選抜に5-2で逆転勝ちし2019年以来2回目の優勝を果たした。
今年で10回目を迎えたアジアウインターリーグは先月15日に開幕。日本社会人選抜は5日までのレギュラーシーズンを14勝4敗1引き分けの1位で終え、6日のプレーオフでは台湾プロ野球選抜(山)を7-5で破って決勝に駒を進めた。
この日は二回、1点を先制するも六回に同点を、七回には勝ち越しを許した。1-2の1点ビハインドで迎えた八回は2者連続四球や外山優希(SUBARU)、山田健太(日本生命)、藤澤涼介(東京ガス)の三連打で一挙4点を奪って逆転した。
5番を打つ山田は決勝打となる八回の三塁打を含む3安打2打点の活躍でMVPに選ばれた。
同日同じく嘉義市で行われた3位決定戦では、台湾プロ野球選抜(山)は台湾プロ野球選抜(海)に5-4で勝利した。
今年のアジアウインターリーグには、韓国プロ野球選抜も参加したが出場選手の多くが国軍体育部隊(別称「尚武(サンム)」所属で今月初めに除隊を控えたことから、チームはレギュラーシーズンを戦い抜けることなく先月29日の台湾プロ野球選抜(山)戦を最後に帰国した。