(台北中央社)台湾では来年1月1日から、飼い主に対して猫のペット登録とマイクロチップの装着が義務化される。違反者には最大で1万5000台湾元(約7万5000円)の過料が科される。
農業部(農業省)は今年1月、猫を「登録を義務付けるペット」に加えた。これまでは犬のみを登録対象としていたが、2021年以降、猫の新規登録数が顕著に増加し、犬を上回っていた。
今年12月末までを猶予期間とし、来年元日以降は違反者に3000元(約1万5000円)以上、1万5000元以下の過料を科し、期限内の改善を求める。期限内に改善されなかった場合は、違反回数に応じて処罰することができる。
農業部の統計によれば、2023年の全国の犬飼育数(推計値)は前回統計(2021年)比19%増の148万637匹、猫は同50%増の131万1449匹だった。
(編集:名切千絵)