(台北中央社)来年の干支(えと)である「午」(うま)にちなみ、台北市内の郵政博物館で9日、図柄に馬がデザインされた切手の特別展が始まった。主催する中華郵政は、馬への認識を深め、古今東西のリアルかつ想像に満ちた馬のイメージを楽しんでもらえればとしている。
中華郵政の王国材(おうこくざい)董事長(会長)は開幕式典で、国内外から集めた関連の切手約150組が展示されていると説明。馬の生態に関する知識や馬にまつわる神話、芸術の紹介の他、双方向体験も楽しめるなど、従来とは一線を画す展示会だとあいさつした。
干支をテーマとした切手の発行は1968年に始まった。来年の干支をイメージした馬の切手は今月1日に発売されている。
額面は6台湾元(約30円)、13元(約65円)と15元(約75円)の3種類あり、「勢いよく、力強く新年を祝う」ことを意味する「龍馬精神賀新歳」をコンセプトにデザインしたという。
特別展は来年4月12日まで。
